モンセラート カタルーニャ州の真ん中には、唯一無二の形状を持ち、灰色の石の塊をいくつも抱えた山がそびえています。圧倒されるようなこの山塊の頂上には、カタルーニャの守護聖人であるモンセラートの聖母の像がまつられています。この自然公園にはマツやカシの木が生い茂り、リス、イノシシ、ヨーロッパジェネットをはじめとする各種生物の生息地となっています。また、いくつも用意されているルートやガイドツアーを利用して、公園をすみずみまで見て回ることができます。
モラ・デ・ルビエロス モラ・デ・ルビエロスは、グダル地方の首都です。城の大半を占める高台から見て、モラ川の左側に位置しています。火打石の作業場3つ、青銅器時代の発掘現場3つ、イベリコ型が6つ、イベリコ陶器と赤褐色粘土からの陶器が2つ見つかっています。
ムルシア 一連の山々が囲い込む平地にムルシアがたたずんでいます。アラブの起源をもつこの町の在り様は、セグラ川流域の肥沃な農耕地と密接に結びついています。歴史的なギルドの路地の間からは大聖堂の塔がそびえ、この町のシンボルのひとつになっています。
ムロス ムロスは、サンティアゴ・デ・コンポステーラの街から71キロメートルほど離れたところにあります。重要文化財に指定された町の歴史地区は、漁村の雰囲気が漂う柱廊の魅力を広場や路地の合間で発見するためにも、のんびりと見学することをおすすめします。