
セボジェラ山脈自然公園

自然をそのままに
この地域は、野生生物、特に優れた森林地帯の点で最もよく保存されている地域のひとつです。
この公園は、北イベリア山系の中央山岳部、ラ・リオハ州カメロス地域にあり、ソリア県に接しています。この保護区では、イベリア山系で最も優れた森林地帯の木々が見られます。中でも、ヨーロッパアカマツ、ブナ、オークの自然林のほか、カバノキ、フユナラ、マウンテンセイヨウヒイラギガシの林、クロマツなど、より特殊な種が際立っています。また、シナノキ、カエデ、セイヨウナナカマド、ホワイトビーム、マウンテンニレ、セイヨウイチイ、ホワイトポプラ、トネリコなどの木も見られます。哺乳類に関しては、森にはキツネ、イノシシ、アカシカ、リス、ヤマネコ、河川流域にはカワウソやピレネーデスマンといった種が生息していることに言及しないわけにはいきません。オオタカ、ハイタカ、ハチクマ、ヒメクマタカ、ヨーロッパノスリ、チュウヒワシなど、森林猛禽類が多数生息しています。また、夜行性の鳥であるトラフズクやモリフクロウも観察できます。山脈は、渡り鳥の通過地点として国際的に重要視されている地域です。
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セボジェラ山脈自然公園
公園案内センター
Carretera LR-333, salida de Villoslada hacia Montenegro de Cameros
26125 Villoslada de Cameros, ラ・リオハ (ラ・リオハ)
ラ・リオハ (ラ・リオハ):
- Lumbreras
- Villoslada de Cameros
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知っておくべきこと
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文化情報
ビジターセンターがあるビジョスラダ・デ・カメロスの町は、山岳地帯特有の建築群と「サグラリオの聖母の教区教会」で有名です。その近くの、9キロメートルほど離れた山の中腹には、バロック様式で造られた「ロモス・デ・オリオスの聖母の礼拝堂」があります。幅の広い外階段が見どころです。園内の別の地点にある、この公園と隣のソリア県とをつなぐピケラスのトンネル(道路N-111号線)のたもとには、「移牧ビジターセンター」が設置されています。同センターでは、ここカメロス地域の羊飼いたちがほんの数十年前まで実践していた生活様式について学ぶことができます。
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環境情報
豊富な動物相と植物相が見事に保存されており、イベリア山系の氷食地形とともに、この公園の生物学的特徴となっています。なお、この公園のもっとも高い山頂の標高は2,000メートルを超えます。
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観光情報
この自然公園のビジターセンターが置かれているビジョスラダ・デ・カメロスの町が、公園見学の出発点です。なお、ビジターセンターはモンテネグロへ向かう道路LR-333号線の起点に設置されています。
インスピレーションを得るプラン